7月24日 今日は「親子の日」

今日は何の日?

2022年の今日は親子の日。

長年親子の姿を撮影し続けてきたアメリカ人写真家、ブルース・オズボーン氏が代表をつとめる「親子の日」普及推進委員会が2003年(平成15年)に制定。

5月の第2日曜日が「母の日」、6月の第3日曜日が「父の日」であることから、7月の第4日曜日を「親子の日」としたとのこと。

親と子の関係を見つめて、生をうけたことを感謝できる社会を築くことが目的だそうです。

ということで今回はこちら。

卵の緒(新潮文庫)

瀬尾まいこ

“捨て子”である僕と母さんの絆の物語である「卵の緒」と、異母姉弟の2人が心を通わせていく姿を描いた「7❜s blood」の2作を収録。

とってもよかった😌

「卵の緒」の育生は、真面目にすくすくと、まっすぐに成長しているなと思いました。それは何より母さんの大きな大きな愛情があったからでしょうね。

生い立ちにはそれなりに複雑な事情がありました。それでも育生への愛情にはは揺るぎないものがあって、好きだという気持ちを何のためらいもなくぶつけてくる。

そんな母さんはとても魅力的な女性でした。

瀬尾さんの描く家族はあたたかいなと改めて心に沁みました。

「7❜ blood」の七生の境遇は、決して幸せとは言えないもの。その中で生きていく術を若いながらも身につけていて、それが少し切なくもありました😔

この短いお話の中で、徐々に変化していく七子と七生2人の関係が巧みに描かれています。

人と人のつながり、いろいろな関係を作り出したいとあとがきにありました。

血のつながりだけではない、家族のいろいろな形を多く生み出す瀬尾さん。これからもたくさん生み出してほしいなと思いました😌

created by Rinker
¥572 (2024/07/27 18:39:21時点 楽天市場調べ-詳細)
2022年7月 瀬尾まいこ
ブログ運営者
そら

◆小説が好き
(ホラー、ファンタジー、
 時代小説は好みません😅)
◆月に15冊が目標
◆好きな作家:原田マハ、
 湊かなえ、江國香織、
 寺地はるな、など
◆これまで読んだ文庫本は
 600冊ほど(紙派です)
◆猫と共に暮らしています
 (=^・^=)

そらをフォローする
シェアする
そらをフォローする
そらの文庫
タイトルとURLをコピーしました