今日は何の日？
今日はニオイの日。
「ファブリーズ」などを手掛けるP&Gの「ファブリーズ暮らし快適委員会」が2000年（平成12年）に制定。
に（2）お（0）い（1）の語呂合わせから。
ということで今回は「香り」がポイントになるこちら。
可愛い世の中（講談社文庫）
山崎ナオコーラ
主人公は四姉妹の次女、豆子。芳香剤メーカー勤務、貯金600万。1人で生きていくつもりだった彼女だが、同僚のアドバイスに影響され結婚を決めた。ここから金銭感覚の変化を感じ、ある決心をするのだった。
というストーリー。
女性としての魅力より、人間としての魅力、立派な社会人になりたいという思いが強い豆子。
堅実でしっかり者で頑固、だけどちょっと可愛げが足りなかったかもしれない豆子。
プライドは高いけれど、愛嬌のある女性。最後には愛着がわいてしまいます。
そんな豆子の、少しクセのある魅力全開なお話でした。
「あとになっても人のせいにしない覚悟があれば、どんな決断だってしてもいいのだ」
印象に残った一文です。
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