今日は何の日？
今日は都バス開業の日。
1924年（大正13年）のこの日、東京市営の乗り合いバスが営業を開始したことを記念して東京都交通局が制定。
最初に開通したのは「巣鴨駅から東京駅」と「中渋谷駅から東京駅」だそうです。
ということで今回はそんな日にぴったりのこちら。
バスを待つ男（実業之日本社文庫）
西村健
無趣味の元刑事が見つけた道楽は、シルバーパスを利用した都バスの小さな旅。東京各地を巡りながら謎と事件を追うトラベルミステリー。
万人受けする内容ではないかもしれません。
バスマニアの人、落語が好きな人、神社仏閣に興味のある人には魅力的な話なのではないかと思います。
あと東京の土地勘がある人のほうがおすすめかな。
私は土地勘なしで読んだので、細かいバスの路線の描写とかは正直流し読みでした。が、内容の理解に困ることはないので大丈夫です！
なかなかマニアックな渋めの内容です。
そして軽めのミステリー。
終盤「長い旅」の章がいちばんミステリーっぽかった！そして最終章で主人公の過去につながる感じがよかったです。
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