今日は何の日?
今日はバスの日。
1903年(明治62年)のこの日、二井商会による乗合自動車が京都市内の堀川中立売~七条~祇園の間を走りました。これが日本初の営業バスとされているそうです。
ということで今回はこちら。
本バスめぐりん。(創元推理文庫)
大崎梢
バスはバスでも移動図書館のバスのお話。
システムエンジニアとして勤め上げたのち、第二の仕事としてこの移動図書館の運転手になったテルさん。相棒となるのが図書館司書のウメちゃん。
このバスを舞台に繰り広げられるハートフルミステリ。
この2人のコンビの良さをじわじわと感じていきます
テルさんはウメちゃんの性格を自分なりによく理解していて、2人がいい関係性なんだなということがわかりました。
テルさんと奥さんのコンビもさすがの熟年夫婦で、夫のことは何でもお見通し⁈という感じでした😅
団地ならではの情報網だったり、ご近所とのつながりや絆があって、よりほっこりしました。
このつながりに救われる人がいるのですから。
杏奈ちゃんのお話はちょっとウルっと感動しちゃいました。
みんな優しい人ばかりで、その優しさが心に沁みました
まあおせっかいとも言うけど(笑)
仕事の上ではやっぱり人間関係が重要だなと改めて感じました。
そして10月の市民祭り。季節もいいし、みんなが生き生きとしていて楽しそうな情景が浮かんで、こちらまでワクワクしてきました
ほっこり、じんわり、心が穏やかになるような作品でした📗
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