今日は何の日？
今日は焼き肉の日。
東京都に事務所を置き、焼肉店を運営する企業などで構成される「全国焼肉協会」が1995年（平成5年）に制定。
日付は「や（8）きに（2）く（9）」の語呂合わせから。
夏バテ気味の人に焼き肉を食べてスタミナを付けてもらうことが目的だそうです。
ということで今回はこちら。
漁港の肉子ちゃん（幻冬舎文庫）
西加奈子
男に騙され、北の町に流れ着いた肉子ちゃんと娘のキクリン。焼肉屋で働く肉子ちゃんは、底抜けに明るいが、その名の通り太っていて不細工。キクリンは、最近そんなお母さんがちょっぴり恥ずかしい…。
そんな港町で暮らすちょっと訳ありの母娘のハートフルな物語。
明石家さんまさんプロデュースで映画化されているので、ご存知の方も多いかと思います☺
いやぁ、よかったです。泣いちゃいましたね😢
でも悲しい涙ではなく、幸せな涙かな。
実際肉子ちゃんみたいな人がいたら、最初はちょっと引いちゃうかもしれない。でも肉子ちゃんの魅力にハマるまではそう時間はかからないはず！
無邪気でおおらかで純粋。人の顔をうかがったり、疑うこともしない。そんなんじゃ騙されちゃうよーと心配になります😅まぁ実際騙されちゃってますが…
一方キクリンの小学校では、女子特有のめんどくささが描かれています。大人になった今なら良くないとわかるのですが、その場にいる身としては自分の位置を守るのに必死なんですよね。
断る勇気も大事！！
初詣に行って手を合わせて、「こんにちはしか言われへんかった」という肉子ちゃんがかわいすぎました😁
肉子ちゃんの大きな大きな愛に包まれる1冊です📘
また、この背景には東日本大震災がありました。あとがきも泣けてきちゃう…
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