8月11日 今日は「山の日」

今日は何の日?

今日は山の日。

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨の国民の祝日です。

由来については規定していないようです。

ということで今回はこちら。

八月の六日間(角川文庫)

北村薫

ある時、同僚に「明日、山、行きませんか?」と誘われたのをきっかけに、山の魅力に出会った「わたし」。山と「わたし」の特別な数日間を描く。

山のエッセイを読んでいるような感覚になるほど、登山シーンはリアルに感じました。

これは作者の実体験かしら…?なんて思いながら読んでいたのですが、実は…

この真相は解説で!

私は登山未経験ですが、一度登るとその魅力にはまってしまうのでしょうかねぇ。

黙々と登るしかないから、無心になれて自分とまっすぐに向き合うことができるんですね、きっと。

この主人公「わたし」は1人で登るスタイルを好んでいるが、なかなか1人で登るのはリスクが大きい気がします。が、彼女は何度か訪れる危機を何とか乗り越えています。

時に恐怖との闘いでもある1人での登山。しかし他の登山者さんたちとの交流ができるのもまた良いところ。

中には縁あって、再会できた人もいて、そんな距離感の関係もいいなぁ☺

1人の登山者同士、一緒に登りましょうではなくて、会えたら会いましょうっていうスタンスもいいなと思いました。

物語も付随していますが、ライトな感じで山がメインの作品という印象です🏔

自分も山を体験しているように読めました😌

created by Rinker
¥704 (2024/07/27 15:15:16時点 楽天市場調べ-詳細)
2022年8月
ブログ運営者
そら

◆小説が好き
(ホラー、ファンタジー、
 時代小説は好みません😅)
◆月に15冊が目標
◆好きな作家:原田マハ、
 湊かなえ、江國香織、
 寺地はるな、など
◆これまで読んだ文庫本は
 600冊ほど(紙派です)
◆猫と共に暮らしています
 (=^・^=)

そらをフォローする
シェアする
そらをフォローする
そらの文庫
タイトルとURLをコピーしました