今日は何の日?
今日は漢字の日。
京都に本部を置き、日本語・漢字に関する普及啓発・支援、調査・研究などを行う公益財団法人・日本漢字能力検定協会(漢検)が1995年(平成7年)に制定。
日付は「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字一字)の語呂合わせから。
ということで今回はこちら。
家守綺譚(新潮文庫)
梨木香歩
「漢字」の印象が強いタイトルですよね⁈(笑)
本の裏のあらすじを読んだ時にも「漢字」がたくさん目についたので今回はこちらをチョイス!
亡き友人の家の留守を任された綿貫。人魚、河童、鬼などなど、不思議なものとの遭遇や、四季折々の植物との記録たち。
不思議な話ですが、意外とスーッと受け入れられちゃう。というかちょっとクセになりそうな感じ。
時代背景は古いですが読みやすいです。
亡き友である高堂(こうどう)がたびたび登場するのもなんだかうれしい。そして安心する!
犬のゴローも自由奔放な感じでかわいくて、綿貫にとっても徐々にゴローが大切な存在になっていくのがわかりました。
綿貫は案外まじめで優しい男で、読み進めるうちに好感度が上がっていきました!
そしてすごく季節を感じられるお話。
狸はすぐに化けるからややこしかったですが、楽しませてもらいました!
私にとっては新しいタイプの本でしたが、新鮮な気持ちで楽しく読めました。
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