今日は何の日?
今日は生命尊重の日。
1948年(昭和23年)に医師、法律家、教育者、主婦などで構成される実行委員会が制定。
この日に「優生保護法」が公布されました。その後、1991年(平成3年)に「母子保護法」となりました。
母子保護法では、不妊手術および人工妊娠中絶に関する事項を定めています。
とういことで今回はこちら。
産む、産まない、産めない(講談社文庫)
甘糟りり子
妊娠、出産をめぐる8つの物語。
同じような経験を持つ人にはものすごく刺さるお話だと思います。
私は想像することしかできませんが、彼女らの切なさや苦しさ、葛藤は十分伝わりました。
「コイントス」の後継ぎを望まれるプレッシャー。つらいですね…
子供を産むことだけが全てではないと頭ではわかっていても、なかなか割り切れないのが現実なのでしょう。
子供を産む、産まないの選択は、人生においてかなり重要な局面なのだと改めて実感しました。
「温かい水」、泣けます😢
病院側の配慮があまりにも足りない気がしてしまいましたが、現実はこんなものなのでしょうか😔
「次男坊の育児日記」が中でもほんわかしていてよかったです。
男性の育児休暇を描いています。男性でも、育児休暇が問題なくとれる社会になるといいなと思います。
この本の中にはいろいろな立場や考え方の女性がいます。それぞれの決断があって、それぞれの人生がある。これが正解というのはないから、まさに「自分が決めたことならそれが正解」。
考えさせられる作品でした📙
産まない選択をした私からしたら、産まない決断をした主人公もいてほしかったな~😅
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