1月9日 今日は「風邪の日」

今日は何の日?

今日は風邪の日。

遡ること江戸時代、1795年のこの日、谷風梶之助(たにかぜかじのすけ)という横綱が流感(りゅうかん)で現役のまま亡くなった。35連勝のまま、44歳だった。

流感とは…流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)の略でインフルエンザウイルスを病原とする「インフルエンザ」のこと。

谷風梶之助は、現在の宮城県仙台市出身の力士。なくなる10年ほど前に流感が流行しているとき、「土俵上でわしを倒すことはできない。倒れるのは風邪にかかった時くらいだ」と語っていたという。

ということで、今日は‟心の風邪”で休職中の男と家族を失った傷を抱える女の、ひと夏の物語を描いたこちらの小説をご紹介します。

風待ちのひと(ポプラ文庫)

伊吹有喜

なかなかの分厚さですが、余白も多いし流れるように読める本だと思います。

現状に疲れてしまっている人におすすめ。

最初は女の人のイメージなんか違うな~と思っていたのですが、読み進めるうちにどんどん魅力的な女性に見えてきます。

男の人も最初はいけ好かない奴ですが、実は長身のイケメンなんですよね。

まあそれはいいとして、

男性、女性と交互に視点が変わっていく構成なので、読み手としては2人の思いが痛いほど伝わってきて…

切なく心がキュッとなりました😢

どうかお願い!2人、出会って🥺と思いましたね。

39歳、まだまだ遅くない!やり直せる!

固まった心も体もほどけていくような、そんな優しい小説でした。

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2022年1月 恋愛
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そら

◆小説が好き
(ホラー、ファンタジー、
 時代小説は好みません😅)
◆月に15冊が目標
◆好きな作家:原田マハ、
 湊かなえ、江國香織、
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◆これまで読んだ文庫本は
 600冊ほど(紙派です)
◆猫と共に暮らしています
 (=^・^=)

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