今日は何の日?
今日は鷺沢萠さんの命日です。
私が鷺沢萠さんを初めて知ったのは、学校の教科書でした。
18歳の時に執筆した「川べりの道」で第64回文學界新人賞を受賞。その後も数々の賞の候補にあがったり、受賞したり。
残念ながら35歳の若さでこの世を去りました。
今回紹介の本が私が初めて買った鷺沢萠さん作品です。
ウェルカム・ホーム(新潮文庫)
鷺沢萠
離婚をし、親にも勘当され、親友の父子家庭の家で居候しながら家事と子育てに奮闘する渡辺毅。2度の離婚を経験し、愛情を注いだ前夫の連れ娘とも引き離されてしまったキャリアウーマン児島律子。2つの家族の物語。
1つめのお話。
憲弘くんはなんていい子なんだろう!!あまりのいい子さに感動すら覚えます🥺
フツーって何なのさ?という難しい問題にも触れた作品。
最後の作文にはジンときちゃいました😢
クスっと笑えながらも心あたたまる素敵なお話。ほっこりします☺
2つめのお話。
元夫は触れたくもないくらいサイテーだけど、ラストの展開はサイコーでした!
いろいろな苦労や理不尽さを飲み込んで、律子は本当によくがんばっていた!
律子の後輩、シゲちゃんがよかった。言いたいことをスカッと代弁してくれていました。
元夫とその家族にに対してはもっとズバッと言い負かしてほしかったけど😅
がんばる人が報われる世の中であってほしいと思いました。
血がつながっているだけが家族ではありませんね。
家族小説とくくられる中で個人的に好きな作品です。ぜひ読んでみてくださいね!
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