12月1日 今日は「映画の日」

今日は何の日?

今日は映画の日。

東京都に事務所を置き、映画文化や映画芸術、映画産業の発展を図ることを目的に活動する一般社団法人・映画産業団体連合会(映団連)が1956年(昭和31年)に制定。

1896年(明治29年)11月25日~12月1日まで、神戸の神戸倶楽部において日本初の映画の一般公開が実施されました。

この中のキリの良い日を選び12月1日を記念日にしたとのこと。

ということで今回はこちら。

キネマの神様(文春文庫)

原田マハ

39歳、独身の歩は17年勤めた会社を辞めた。同時期に父が倒れ、多額の借金までも発覚。そんなある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したことをきっかけに編集部に就職することとなる。

そしてひょんなことからスタートする父の映画ブログ。これが奇跡の始まりだった!

大好きな作品です!

往年の名作映画がたくさん登場します。映画好きな人はより楽しめるはず!

とにかく映画が観たくなる!というか映画館に行きたくなる!それも町の小さな映画館に。

このお話の要でもある父「ゴウ」は、いい加減なくせに憎めない。迷惑ばかりかけて時にイラっともするけれどやっぱり憎みきれない。

映画への有り余るほどの愛情が伝わってくるからかな。

そんな父に似てしまっている娘の歩、っていうのがまた微笑ましい。(歩本人がどう思っているかは置いといて😅)

テアトル銀幕の寺林ことテラシンもいい!!清音ちゃんもいい!編集長もいい!

というか、ここに登場する人みーんないい!!

“キネマの神様”は本当にいるんだな~。

ゴウとローズ・バッドのやりとりも読み応えありで楽しめます。

ゴウの文章は人を引き込む力があるなと思いました。

最高の締めくくりであたたかな涙が溢れる名作!

おすすめです。

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原田マハ 家族 2022年12月
ブログ運営者
そら

◆小説が好き
(ホラー、ファンタジー、
 時代小説は好みません😅)
◆月に15冊が目標
◆好きな作家:原田マハ、
 湊かなえ、江國香織、
 寺地はるな、など
◆これまで読んだ文庫本は
 600冊ほど(紙派です)
◆猫と共に暮らしています
 (=^・^=)

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